タチウオ

          ▲刀のような色、形から「太刀魚」
          ▲タチウオ

          一年中出回るが、旬は秋から冬にかけて。近年は、餌やルアーを使ったアマチュア釣りの対象魚としても人気の魚。山口県では瀬戸内海側に多いが、日本海でも数年前、大量発生したことがある。刀のような色、形から「太刀魚」、また、平然と泳いでいるときには、頭を上、尾を下に向けて、立ち泳ぎ?をしていることから「立ち魚」と呼ばれる。

          ▲タチウオ薄造り

          学生時、航海実習で、東シナ海で錨泊していると、船の光に無数のタチウオが集まり、船の周囲が銀色の草原のようになる光景を、何度も目撃した。ちなみに捕食時や、大型魚から回避するときなどは、横になってすばやく泳ぐ。かつて、プライベートの釣りで、松山沖で釣り上げたブリの胃から、タチウオが頻繁に出てきた。蛇腹のように、きれいに折りたたんで収まっているのが不思議。

          ▲タチウオ刺身(短冊)

          料理法は、状態が良いものは刺身。小型は皮ごとひいて、薄造りにしても良い。他に、塩焼き、から揚げなど。ムニエルなどの洋風料理の食材としてもよく使われる。韓国をはじめ、アジア地域でもよく食される。

          ▲タチウオ塩焼き

          良いものは、体表の銀色が、顔が映るぐらいきれいであれば、申し分ない。身の厚いものを選ぶ。太刀魚の大きさは、長さではなく、幅を指の本数に例える。指4本ぐらいが良い。