めばる

          ▲尺越え(30cmオーバー)の金メバル
          ▲出産直前のメバル(下)

          「春告魚」とも呼ばれるメバル。早春の3月から4月がお産のシーズンで、卵ではなく5ミリ位の大きさの仔魚を産みます。これから春先にかけて魚市場でもお腹がパンパンに張ったメバルを見かけます。

          ▲赤・黒・金

          住む場所の環境や水深によって、体色が違い、赤・黒・金と浜では別々の箱に入れてセリに掛けられます。(最近の研究で黒・赤・金は別種の可能性も) 旬は1月~3月頃、早春を代表するお魚です。

          ▲煮つけ

          煮付けがお勧め。プリプリと弾力のある甘い身の旨みを楽しむことができます。クセが無く、そして身離れも良いので、お子様にも食べ易いお魚です。小型メバルは、丸ごと唐揚げが美味。

          ▲伝統食「医者殺し」

          身を食べた後、器に残る中骨に、白湯を掛けて啜るのが、いわゆる「医者殺し」。健康に良い(お医者さんがいらない)と昔から伝えられている食べ方です。名前の通り、目に張りのあるものを。黒・金・赤と体色が違いますが、味はあまり変わりません。沖合いで獲れる別種のウスメバルはちょっと大味な感じがします。