本日は超高級食材のアワビ。ミミガイ科の巻貝でそういえば耳の形をしている?萩沖で採れるアワビは、クロアワビを中心に、メガイアワビ・マダカアワビの3種。いずれも、超高級貝で、庶民の食卓からはなかなか遠い存在。価格がお手ごろなのは、小型種のトコブシ。生ではコリコリとした歯応えと磯の香り。火を通せば、コクのある旨みを楽しめます。味の評価はクロ・メガイ・マダカの順。
普通、萩に水揚げされるアワビは大きくても殻長15センチ程度ですが、かつて萩沖見島で殻長24センチという巨大なアワビが見つかっており、日本記録とされる相模湾産の25センチに迫る大きさ。
生ではコリコリとした歯応えと磯の香り。火を通せば柔らかくなって、コクのある旨みを楽しめます。お刺身・酒蒸し・煮貝が代表的な料理法。クロアワビ・メガイアワビはお刺身が基本。マダカアワビは刺身には向かず、蒸す料理法や、バターソテーなどがお勧め。先日、萩の料理屋さんで頂いた贅沢な料理、アワビが丸ごと入った澄まし汁、絶品でした。
価格も高いほうからクロ・メガイ・マダカの順。トロ箱か水槽で活きているものをお求めください。もちろん大きいサイズが良いですが、後はお財布と相談して品定めしてください。 いよいよ夏休み。海で遊ぶ機会も多くなります。海で泳ぐだけでなく、海の幸をたっぷりと楽しんで頂きたい季節です。