いさき

          ▲40cmオーバーのジャンボイサキ
          ▲イサキの水揚げ風景

          イサキ。夏を代表するお魚とされますが、萩ではこの時期から脂の乗ったイサキが漁獲され、もう既に旬を迎えています。小型のイサキは縦縞がはっきりしていますが、大型になると縦縞が消え、褐色のボリューム感ある体形になり、見るからに美味しそうです。特に35cmを越える大型のイサキは、調理する時に、包丁にべったりと脂が付く位、とっても脂が乗っています。

          ▲萩のまちじゅう夏みかんの香り

          毎年、夏みかんの花が咲く5月中旬頃、萩沖で旬を迎えるのが本日の主役イサキ。夏を代表するお魚とされますが、萩ではこの時期から脂の乗ったイサキが漁獲され、もう既に旬を迎えています。とっても美味です。

          ▲小型イサキは縦縞くっきり

          イサキの選び方は、体表にツヤがあって、ウロコのきれいなものを。大型ほど脂が乗って、お勧めです。なお、イサキの場合、新鮮なものでも、目が濁って見えることがあります。小型のイサキは縦縞がはっきりしていますが、大型になると縦縞が消え、褐色のボリューム感ある体形になり、見るからに美味しそうです。

          ▲脂がのった「とろイサキ」

          35cmを越える大型のイサキは、調理する時に包丁にべったりと脂が付く位、とても脂が乗って、別名“とろイサキ”とも呼ばれます。6月の産卵期に入ると脂が落ちますので、これから5月下旬までが最も美味しい時期です。

          ▲松皮造り(皮面を熱湯で))

          皮を付けた切身に熱湯をかけて氷水で冷やし、お刺身に引く食べ方(松皮造り)がお勧め。実は皮と身の間にある薄い脂の層に旨みがあるのです。皮面を軽く炙った漁師料理「やっきり」もお勧め。塩焼きや煮付けはもちろん、上品な白身なので、ムニエルやクリーム煮などの欧風料理も。

          ▲やっきり(皮面を焼く)

          イサキはこれからが漁の本番、是非、萩のイサキを召し上がってみてください。週末にかけては穏やかな日が続くようなので、種類豊富なお魚が順調に入荷すると思います。