萩市沖見島海域は、マグロの宝庫

萩市沖約50kmに浮かぶ「見島」海域は、青森県大間に並ぶマグロ類の宝庫。毎年11月に開催される萩クロマグロトーナメントにおいて2年連続で著名俳優が300kgオーバーの本マグロを釣り上げたことで一般に知られるようになりました。「萩のよこわまぐろ」とは、その本マグロの若魚(2〜5kgサイズ)です。
よこわまぐろ漁のシーズンは11月下旬から翌年1月中旬まで。
漁獲量は1シーズンで約100~600トン、見島の漁業者を中心に約100隻が操業しています。

曳縄釣り漁による優良な品質・日帰り漁による高鮮度

「萩のよこわまぐろ」は、曳縄釣り漁(トローリング)により1尾ずつ漁獲され、漁獲後の鮮度保持にも配慮がなされています。また、漁獲された全量が、漁獲翌日には萩市場に上場されるため、非常に新鮮な状態で入手できることも大きな特徴です。萩市でもっともヨコワ漁獲量の多い見島支所では、船上での血抜き処理を開始するなど、さらなる品質向上を目指して、生産者が努力をしています。

若魚といえども本マグロ、味は実力派

若魚といえども王者本マグロ。腹身の部分は中トロ程度に脂の乗ったブロックが取れ、しかも冷凍ではなく生鮮なので非常に美味。赤身部分も鮮度が高いため、香り高い食味を楽しめます。現地萩市の料理店では、冬の味覚の主力魚種として、主に刺身・握り寿司・マグロ丼で提供されています。今回のプロジェクトでは、それら和食以外にもフレンチやイタリアンでの調理法にチャレンジ、よこわの新しい召し上がり方を提案していきます。

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