まごち

▲グロテスクな姿、でも味は抜群、高級魚。

2007年5月30日 

NHK総合TV・山口放送局 とくもり情報ランチ 毎週水曜日午前11:30放映中


▲夏の使者とびうおがお目見え

先週から風の強い状態が続き、波高2〜3mとややシケ気味。市場の量はちょっと少な目。ケンサキイカ・瀬つきアジやイサキ、ヤズが中心。夏の使者「とびうお」も登場、例年より少し早い感じ。


▲筆者が仕留めた58cmマゴチ

ハゼを大きくして平べったくしたような外見、大きく横に裂けた口で顔はワニに似ていて、売場に並んだ姿はちょっとグロテスク。しかし、「醜いお魚ほど美味しい」というように、純白で硬く締まった白身は、食通をうならせる味。特に夏場のマゴチは「照りゴチ」と呼ばれ、一年でもっとも美味しいシーズン、この時期、都市部では超高級魚の部類に仲間入りします。

 


ワニのようなマゴチの頭部

萩では、知名度の無さと、その外見から、驚くほどの安値で売られていることがあります。岸近くや島嶼部の比較的浅い砂地の海底が住みかで、シロギスやイワシ・小アジなど活きた小魚を捕食、死んだエサは食べないとのことなので、我々人間以上にグルメのお魚。こんな魚が美味しくない訳はないのです。


▲外見に似合わぬ上質な白身

お刺身は薄めのそぎ造りがお勧め。塩焼き・煮付けも、よく締まった身の食感を楽しめる。身をとった残りの中骨や頭の部分は、マダイと同様、あら煮や潮汁に。夏の時期のスシネタとしても最上級品。「からからに干したマゴチの頭でつくる骨酒、うまいんよ」とは漁師さん弁。


スシネタとしてピカイチ

切り身で売られることはなく、ほとんどが丸のまま。普通のお魚とは形状が違うため、慣れない人がやると上手にサク取りができません。下ごしらえは、お魚屋さんに頼むのが無難です。
魚種も多く、いろんなお魚が楽しめるシーズンです。そろそろケンサキイカ漁も本格化します。

情報提供:萩沖日本海の旬市場 道の駅「萩しーまーと」



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