萩の地魚もったいないプロジェクト

もったいないプロジェクト!

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“雑魚”の実力、見せましょう長州藩の城下町として栄え、明治維新胎動の地として知られる山口県・萩市。実は魚がおいしいことでも有名で、アマダイや瀬つきあじ、ケンサキイカなどのブランド魚が人気を集めています。しかし、萩漁港に水揚げされる魚は年間約250種にも及び、高級魚に隠れて目立たない、いわゆる“雑魚”たちがたくさんいます。そうした、これまで脇役とされてきた魚たちのことももっと知ってもらいたい。もっとみんなに食べてもらいたい。そんな思いから、2009年、「萩の地魚もったいないプロジェクト」がスタートしました。 さまざまな個性を持つ小魚たちは、小さくて目立たないけれど、地元では愛されてきたとてもおいしい魚たちです。魚食文化が見直されつつある今、萩の地魚の新たな魅力に出会ってみませんか?

これまでの歩み

萩漁港に水揚げされる多種多様な魚のうち、アマダイや真ふぐ、ケンサキイカといったブランド魚が広く知られる一方、かなりの漁獲量があるにもかかわらず、さまざまな事情からほとんど市場に流通しなかったり、食卓に登場してこなかったりする魚たちがいます。そうした、いわゆる“雑魚”や“小魚”にスポットを当てるべく、2009年に道の駅「萩しーまーと」及び漁協を中心に自治体や関係諸団体が連携しプロジェクトチームを発足。5カ年計画のもとで、加工品の開発や首都圏の飲食店やスーパーへのPR活動を行いました。

まずは対象魚種をリストアップ

まずは対象となる17魚種をリストアップし、一夜干しやコロッケなどの加工品を試作。しかし首都圏のバイヤーや飲食店からは「おいしいけれどありふれている」との厳しい評価…。そんな中、萩で昔から食べられていた「金太郎」が、フランス料理で使用される「ルージュ」の近縁種であることにヒントを得て開発したオイル漬け「オイル・ルージュ」が好感触!「捨てていた小魚は高級フレンチだった」などのタイトルとともに、さまざまなメディアに取り上げられました。

小魚界のスター、「金太郎」に続け!

首都圏の高級スーパーやレストランに登場し、萩一番の“出世魚”となった金太郎に続けと、小アジやばい貝などを西欧風に調味したオイル製品シリーズを試作。魚離れに対抗する製品群を目指し、「魚の生ハム」の開発に取り組みました。一方で、萩の漁家で昔から食べられてきた郷戸料理にも改めて着目。小型イカを使った商品「ドライスクイッド」の試作なども進めました。

著名シェフとのコラボレーション

前年の2010年から、2人のシェフとのコラボレーションがスタート。熊谷喜八氏と共に小型のスルメイカを使った「いかたっぷりXO醤」を開発し、山形の地場野菜を救った料理人として名高い奥田政行氏とは「オイル・ルージュ イタリアン」を共同開発。さらに奥田シェフによって世界経済フォーラム年次総会「ダボス会議」でオイル・ルージュイタリアンを使った料理がふるまわれたほか、その後ローマ法王に献上される名誉も得ました。

築地場外にアンテナショップ開店!

4年目となる2012年には、萩市と宇部市による鮮魚・加工品アンテナショップ「Bucch-ine」が築地場外にオープン!もちろん当プロジェクトで開発した商品も購入できます。また、萩産の小魚「平太郎」を使った「オイルポニーフィッシュ」も開発しました。さらに、水産庁が提唱する「ファストフィッシュ(魚を手軽に食べられる商品)」に、「オイル・ルージュ」「オイル・ルージュ イタリアン」「いかたっぷりXO醤」が認定されました。

開発商品のブラッシュアップ

ラストイヤーとなる2013年度は、酒どころ萩にぴったりのおつまみとして、ヤズ(ぶりの若魚)のみりん焼き、シイラの塩干しを開発中です。またこれまでに開発した商品のブラッシュアップを行った結果、「オイル・ルージュ」「オイルポニーフィッシュ」が、観光庁主催の「世界に通用する究極のお土産」に選ばれました。

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